不動産を「買取」する会社は、実はとても少ない。
なぜだかわからないが、個人的には不動産会社全体で10%から20%ぐらいの
会社しか「買取」を行わない。
その理由の1つは、
不動産の「買取」はリスクが高く、また売却が完了するまでに時間を要する からではないだろうか?
リスクが高い???
なぜだろうかと思う方も多いと思うが、
「買取」をする不動産会社で、10年後も会社運営をされている企業はとても少ない。
多くの不動産会社は、10年ともたずそれまでに倒産か営業停止になっている。
20年以上運営されている不動産会社は更にとても少ない。
ちなみに君津地所は、2003年1月設立後から企業活動を開始し、
本年、2023年12月現在で21年目を迎える。
2つ目の理由は、
「買取」をすることで多くの資金を必要とするからだろう。
また、「買取」後のリフォーム工事等でも多額の資金を使う。
更に、売却が完了するのにも時間がかかれば維持・管理費も増大する。
3つ目は、やはり「買取価格」をだすことの難しさや、
その後の商品仕上げに自信がないと上手く運営することができない。
後日、このBlogにも記載する予定だが、
買取価格や仲介での売却価格をだすことはとても難しい。
よく、他社不動産が間違えた価格で発売している物件を見受ける。
当社でも過去何回にもわたり、安くすぎた価格や高すぎた価格で失敗している。
20年運営してきても間違える程、不動産の価格の見極めは難しい。
多分、以上のことやそれ以外の要素等で「不動産の買取」をする会社は少ない。
買取を希望する場合は、その会社が買取をしているかどうかを
事前に調べることをお勧めします。
希望通りに不動産が売却できることを切に願います。
本当に不動産取引は、「縁」ものだと感じます。